
January 15, 2015
2014年11月26日から始まる3人展での、KAIEの作品をご紹介します。
「捨てるにはもったいない大切なモノ達を、また使い続けたい!」それがKAIEの本音。
これまで古いものは味があるし、
ほんの少し手を加えたらさらに愛おしさが増すと
信じて作り続けてきました。
KAIEが作る作品はそんな想いが詰まった大切なチャーム的な要素を持っています。
例えばここ数年、
イベント等で登場するKAIEティピーは、KAIEの大切な『おまもり』です。
セドナで体験したインディアンセレモニーでの
「リメイク作家としてやっていきたい」という誓いが込められています。
KA...
November 16, 2014
2014年の夏
アイヌの儀式「イオマンテ」を求めて北海道へ向かいました。
「イオマンテ」とはヒグマなどの動物を殺して
その魂であるカムイを神々の世界に送り帰す祭り。
もう長い間この祭りはやっていないのは知ってたが
ネットで調べていくうちに
神様と友に生きるアイヌの文化と
日々平凡に生きている自分の生活との違いに
いても立ってもいられなくなったのです。
北海道の旅初日
二風谷でアイヌの血を引くおばさんに出会った。
おばさん「どちらから? その引き出しを開けてごらん、きれいでしょう」
おばさんは樹皮の繊維を織ったアイヌの反物をつくっている。
私「淡い桜色が...
November 15, 2014
2012年2月
私はグランドキャニオン近辺の小さな町セドナで
インディアンのセレモニー(スウェットロッジ)に参加しました。
人生の大切な決断をするときに試してみたかったのです。
厚い毛布で覆われたサウナ状態のロッジの中は真っ暗で
酸欠になりそうで暑くて怖かったけど
これからは自分に正直に生きたかったから、
私は一生懸命、大きな声で祈り歌いました。
私の祈りの声は
同席した人々の祈り声と共鳴し合って響きわたり
激しい音楽の渦の中に投げこまれたような
強烈なメロディーとなって
私の心の中に入ってきました。
セレモニーの後
大きなティピーの中でゆっくり休みま...
November 14, 2014
私がおしゃれに目覚めたのは13才。
那須の田舎娘はオリーブ少女に憧れてしまったのです。
ラフォーレにいけば、求めている服が買えたけど
おしゃれすぎる同世代女子に押されてしまい
恥ずかしくて行けなかった悲しい過去。
代官山には同潤会アパートの森があって
ダサダサの姿を隠してくれるような隠れ家みたいで
よく通っていました。
お気に入りは「ハリウッドランチマーケット」。
今でも古くてガラクタっぽい内装が大好きです。
18歳で上京してから、
アメ横の洋服屋でバイトして
ファッション学校もハシゴして
ギャルソン・マルジェラ・ズッカとか
興味のある洋服を
食を切り詰めて...
November 13, 2014
2013年 12月
海外で作家活動をしたいなって調べていたら
ポートフォリオが必要だってことになり
「私の作品のコンセプトって?
アートっぽく説明しなきゃいけないの?
美大行ってないし。。
英語あんま得意じゃない?」って
どうしようって悩み始めたら
作品作りに自信もなくなってきて
負のスパイラルがぐるぐるぐる。
そんな時は神頼みの「占い」だって
引いたカードが「ハチドリ」。
ハチドリは花の蜜を吸うとっても小さな鳥。
華やかな羽で周囲を和ませ、
きれいな花を求めて転々と移動し、
カゴに入れると死んでしまう。
確かに、私の作品作りは やり尽くした感がある。
新...
November 12, 2014
2014年10月30(木)
親愛なるベスニー
あなたは、1998年から私のシーローです。そしてこれからもずっとそう。
雑誌switchのギャロとあなたのページは宝物です。
切り抜いて大切に額にいれて、等身大の鏡の横に今もずっと飾っています。
あなたをはじめて見たのはパルコのポスターだったかな。
ギャロのひざの上に
カナリアみたいな華奢な体で座っていました。
あまり美人ではなくて
目が少し離れているところが魅力的でした。
少し癖のあるロングヘアーに、ぽってりとした唇がすごく可愛く見えて、
なんで私はこんなふうに生まれてこなかったんだろう?って。
あな...
November 11, 2014
2014年11月12(水)
No.1でアイヌの里へ行った話しをしたが
ここでは、その後日談。
札幌植物園のアイヌ資料館で
「イオマンテ」の古い記録映像を偶然見ることができました。
10分足らずのその映像は、ある場面だけ切り取って見ると
熊をよってたかって虐待しているようで、目を覆いたくなる場面もあったが
最後まで見れば
アイヌの人々が真剣に神様の存在を信じ
神の使者である熊のために祭壇をつくり
恵みの肉として、皆で分け合って食べる過程に納得してしまう。
そういえば
今まで私が食べた動物達はどんな風に殺されたんだろう?
今までその様子を一度も見たことがな...
November 10, 2014
2013年12/1(日)に開催したワークショップより
写真家 渡邉さんにワークショップをやらないか?
と、ハロウィンの時期に声を掛けてもらいました。
話しを聞くと、「メキシコ死児写真展」でのワークショップだという。
その後、内容もちゃんと聞かずに「OK!」の返事をしました。
なんでだろう(私に対して)?
多分私は、「死」を身近に感じていたいと思っているところがあるみたいだ。
幽霊は怖いけど、死んだ祖父母にはいつでも会いたいし、
だから、お盆になると賑やかになる故郷の町にワクワクしたりする。
そんな自身の感情とリンクして、
メ...
November 9, 2014
古くなった布をすてるのはもったいない
使わなくなった服を裂いて
ビーズや植物とミックスしたら
また使いたくなるものが生まれた
私は親が共働きだったので、
おばあちゃん子として育った。
おばあちゃんは子守りをしながら、よく針仕事をしていて、
型紙もないのに、私の体に布を合わせただけで、器用に洋服を作ってくれ、
サイズが合わなければ布を足したり、切ったりしながら
スカートやズボンを直してくれた。
私が転んでズボンに穴があくと、その裏側に布を当て、
ひざ小僧の部分に いびつな形の「継ぎあて」をしてくれた。
私はそれを履いてお友達に会うのがす...
November 8, 2014
私が30代の始めで2003年頃。Youtubeが公開される前かな。
おこずかいでハンディカムを買いました。
あの頃は動いている写真(動画)に心が魅かれて
そのうち撮りためたテープを編集したくなって
渋谷にあるアップリンクの「ムービーワークショップ」に通い始めました。
そしたらまんまとiMovieに夢中になってしまい
それよりも、ワークショップの講師をしていた浅井社長の話がおもしろくて
浅井さんに会いたくて、半年のはずが、特待生として1年も通ってしまいました。
「今の時代は誰だって映画監督になれる!」
話を聞いているとワクワクしてくる。
浅井さん...
January 15, 2015
November 16, 2014
November 15, 2014
November 14, 2014
November 13, 2014
November 12, 2014
November 11, 2014
November 10, 2014
November 9, 2014
November 8, 2014
November 7, 2014
November 5, 2014
November 4, 2014
November 3, 2014
November 2, 2014
November 1, 2014
October 31, 2014
October 30, 2014
October 29, 2014
Recent Posts
Featured Posts




No.19

KAIEのルーツや記憶を蘇らせた19の文章。
それらを基に、11月26日から始まった3人展では、KAIEの祭壇を設置しました。
もし、この世に神様や精霊がいるのなら、いままで無事に生きてきた事、
様々な人達との出会いに感謝します。
母の羊水の中の記憶。偶然もらった紙切れやハギレ・洋服・今まで印象に残っている場所行動・旅・めぐり合った言葉。
/// 3 TRHEE EXHIBITIONS 3人展の情報はこちらから
